第5回公認心理師試験の記録

第5回公認心理師試験に合格したので記録を残します。

第5回公認心理試験に合格したので記録などを残します。

 相談業務に約15年携わる現任者として受験区分Gで合格しました。目標点数は150点でしたが結果は160点でした。

 せっかく受験したので、第6回を受験される方に当日の雰囲気を伝えるための記録を残します。

 ただし、第6回からは受験区分Gが無くなるので受験人数も減るでしょうし、雰囲気は変わると思います。その点を加味しながらお読みください。

 なお、このエントリには勉強記録や受験区分考察などはありません。

当日について

1.外気温や室温の変化に対応できるようにすると良いでしょう。

 第5回試験は7月17日に実施されました。当日は蒸し暑く、流れる汗を拭きながら会場に辿り着きました。幸いなことに、私の試験会場はエアコンが効いており換気システムも作動していたことから窓を開ける必要はありませんでした。窓が開いていると試験用紙が湿気を吸って嫌だった私としては助かりました。

 その反面、カーディガンを羽織ったりアームカバーを着けたりする方もいらっしゃいました。外気温や室温の変化に応じて衣服を脱着できるようにしておくと良いでしょう。

 なお、試験時間中の衣服の脱着は試験官に申請しなければいけません。また、脱いだ服はカバンに入れる必要があります。ひざかけのように使うことはできません。要注意です。

2.スマートウォッチは使えません。

 当日に使える時計は「時計機能のみの腕時計」です。スマートウォッチは外してカバンに入れなければいけません。

 試験会場によっては壁掛けの時計があるようですが、あまり当てにせず時計機能のみの腕時計を持参しましょう。

3.持参して良かったもの「ノイズキャンセリング機能つきイヤホン」

 少し早めに到着したので勉強しようと思ったのですが、私の試験会場には1つの部屋に100人以上が座っており環境音が非常に多かったです。立ったり座ったりだけでなく、カバンを置く音やファスナーを開け閉めする音など、環境音が多種多様でした。

 そこで、持参したノイズキャンセリング機能があるイヤホンを装着することで、ずいぶんと集中できました。

 耳栓でも十分だと思うし、それも無ければ部屋の外に出るなどして過ごすことでも対応可能だと思います。

4.持参して良かったもの「目薬」

 室内にしっかりエアコンが効いていたためか、目が乾きました。目が疲れると肩こりが起こり集中力も低下します。そこで試験開始直前に目薬を差してリフレッシュしました。

 ドライアイではない方も、試験用紙とにらめっこするので意外に目が疲れると思います。午前と午後の間に目薬を差すことでリフレッシュになるでしょう。

5.昼食の量や昼休憩の過ごし方を考えておきましょう。

 お昼休憩は1時間30分ほどありますが、そのうち自由に使える時間は1時間弱です。私はトイレに行ったり会場を散策したりしながら、午後に備えて参考書で復習しました。

 昼食の量も考えておくと良いでしょう。私は昼ご飯を食べ過ぎると眠くなるので、あまり食べずに過ごし、試験が終わった後にしっかり食べました。

6.「相席」も想定しましょう。

 これも試験会場によりますが、1つの机に2人が座ることもあります。すると、1人が消しゴムをゴシゴシ使うと机が揺れます。ちょっとイラっとします。

 試験会場を見渡すと色々な方がいらっしゃいました。貧乏ゆすり、咳払いなどなど……。試験中にも色々あったので、そういう小さなハプニングに負けずに問題を解く必要があります。

7.試験中のトイレ退出は1人ずつ

 試験中のトイレ退出は不正対策のため1人ずつでした。トイレが近い方やトイレに行く必要がある方は要注意です。

8.その他

 とにかく試験官の方から、不正行為を警戒している雰囲気がひしひしと伝わってきました。ここ数年の大学入試等でスマートウォッチやスマートグラスを使った不正行為が発生しているからでしょう。

 しかし、細かい約束事は試験会場によって異なっていたそうです。例えば消しゴムのカバーを外すよう指示された試験会場もあるようですが、私の試験会場では消しゴムのカバーはつけたままでも使えました。

 多少の差は仕方がないにしても、やはりルールの統一は目指すべきだと思います。

終わりに

 試験勉強方法などをまとめるかもしれませんが、第6回からはGルートが消えます。そのため、受験者の大多数が心理学をみっちり勉強している人になります。

 ですから勉強方法を紹介しても意味は無いと思いますが、気が向いたら書くつもりです。今回はひとまずここまでで終わりです。